【バランスボールに座るとインナーマッスル鍛えられる!?】PTが解説

balance ballの基本

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今回は,バランスボールに座って鍛えられるインナーマッスルについて紹介していきたいと思います。

座って利用する方にオススメな内容となります。


別記事でバランスボールの基本的なことからパーツ別運動をまとめていますのでご覧ください。

オンラインレッスンも行っていますので、自分に合った運動が行いたい方はココナラ/オンラインレッスンをご覧ください。

【こんな方にオススメ】

・バランスボールでインナーマッスルが鍛えられるか知りたい
・どのインナーマッスルが鍛えられるか知りたい
・インナーマッスルが鍛えるとどうなるか知りたい
・体のパフォーマンスを上げたい
この記事を書いたい人

●現役理学療法士で9年程病院で勤務。
●脳血管、整形外科、スポーツ等幅広く診療。
●国際的な資格を保持し講習会や地域の方に指導実績あり。

理学療法士視点で体に負担がかかりにくい自宅で行える運動方法等を紹介していきます。

Youtubeチャンネル【FujiPT-運動講座 】でも紹介していますのでご覧ください。

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インナーマッスルとは!?

体の深層にある筋肉で,主に体の安定性に関わります。

関節同士を固定する作用があるので,

ケガの予防やパフォーマンスの向上のためにも,

鍛える必要があります。

しかし,体を固定する動きになるので,動きが少なく鍛えている実感を

得ることが難しいことがあります。

筋トレのポイントや種類について知りたい方は

別記事で紹介していますので、ご覧ください。

バランスボールでインナーマッスルが鍛えられる?

バランスボールはインナーマッスルを鍛えることができます。

座って利用する場合は,姿勢をキープする体幹筋の背筋(多裂筋)

腹筋(腹横筋,内腹斜筋),骨盤底筋群を鍛えることができます。

体幹のインナーマッスルとは?

体幹のインナーマッスルは,5つあり前後,左右,上下方向から

体の中心を包むようにあるので,安定させるために作用します。

腹横筋

腹筋の深層にあり,お腹の側面から前側面につく筋肉です。

腹圧などに関わってインナーマッスルの代表的な筋肉になります。

下腹部が出ている方は,弱いことが多いので鍛えていきましょう。

内腹斜筋

腹筋の中層にあり,腹横筋の上にある筋肉で後側面から前側面にあります。

安定性を出すだけでなく,体をねじるときや体をまるめる時にも作用する筋肉にもなります。

多裂筋

背中にある筋肉で,背骨と背骨につく筋肉です。

背骨の細かな動きや後面の安定性を上げるために作用します。

ぎっくり腰や慢性的に腰が痛い方は,弱いことが多いです。

横隔膜

呼吸に作用する,薄い筋肉でできた膜です。

横隔膜は、胸骨、肋骨、脊椎からなるかご型の骨組みの底面にあるので,

呼吸だけでなく上方から体の安定性にも作用します。

骨盤底筋

骨盤底筋群は骨盤の下についている筋肉の総称

(尿道括約筋,球海綿体筋、肛門挙筋、外肛門括約筋)

骨盤の底にある筋肉で下から体を安定させるために作用します。

骨盤内にある臓器(膀胱,子宮等)を正しい位置に保ったり、尿漏れを防ぐなどにも作用します。

インナーマッスルを鍛えると何がいい?

主に4つあります。

姿勢の改善

体幹のインナーマッスルは、腹圧を高めるので、体が締まるように作用します。

そのため、ぽっこりお腹なども改善することができるので、姿勢の改善にもつながります。

また、姿勢が悪いと肩こりや腰痛などにもつながるので注意していきましょう。

体のバランス改善

インナーマッスルは、

関節を安定させる作用があるので、バランスの改善につながります。

年々バランスは落ちてくるので、別記事で、バランスについて紹介していますので

ご覧ください。

パフォーマンス向上

体の軸を安定させるので、ブレを軽減させます。

ブレが少なくなることで、推進力や運動の切り返しの改善があります。

立ち上がりや歩きやすさにもつながります。

スポーツ分野では、走行時の蹴り出し強化や

投球時のボールコントロールにもつながります。

怪我予防・疲労の軽減

軸のブレが減ることで、過度な関節の負担を抑えることができます。

インナーマッスルが弱いことで、アウターマッスルが、

作用を補いながら働くので、疲労感の増加や

過度に負荷がかかり、怪我にもつながります。

関節の安定性が向上することで、

負荷の軽減やアウターマッスルも使いやすくなるので

怪我の予防、疲労の軽減につながります。

バランスボールでパフォーマンスを上げるには?

運動する時間がない方は、まずは、座り方に注意して使っていきましょう。

座り方や座る位置によって、バランスの取り方も異なってきます。

体型やクセにより、体への負担も違ってきます。

別記事でバランスボール調節や座るときの作用の

違いなどを紹介していますので確認ください。

姿勢編

動画でも紹介していますのでご覧ください。

座り方ポイント

座る位置:バランスボールの中心に座ります

足(横から見た位置)
:股関節・膝が直角になるようにします
足(前から見た位置):股関節が内・外またにならないようにします

上半身:ボールに対して垂直になるようにします

骨盤
:骨盤を起こして座ります。女性の方は、過度に腰が反りすぎないようにしましょう。
 おへそとみぞ落ちが一直線になるようにしましょう。

力の入れる場所
下腹部と内ももを意識して姿勢をキープしましょう。

呼吸
深呼吸をするように意識し行っていきましょう。

座る時のポイントになります。

デスクワークや座って使うことが多い方は、意識して行っていきましょう。

座りすぎも良くないので、30分ほどしたら体勢を変えましょう。

別記事でバランスボールを使った体幹運動を紹介していますので

ご覧ください。

運動編

バランスボールを使ったパーツ別のインナーマッスルのトレーンングになります。

普段鍛えることが行えないので一緒に頑張っていきましょう。

ちょいトレ(筋トレ/バランス:股関節軸)

・動き(ハムストリングス,内転筋群,臀筋群)
太もも周囲全般を鍛える動きになります。

比較的軽い動きで体に負担がかかりにくくトータルで鍛えられるので運動が苦手な方にオススメです。

ボールと反対側の足は,股関節前面の筋肉のストレッチになるので効率よく運動を行うことができます。

足の軸を鍛えることができるので内股、外股になりやすい方にオススメです。

・手順

①片膝たちの状態でボールを膝と壁で固定します。
 ボールの位置は,膝の中心になるように少し地面から浮かし,ブレないよう両手で補助しましょう。

②①状態から膝を前に突き出すようにボールを押しましょう。

③②状態を5秒キープして①に戻り繰り返し行いましょう。

回数:左右20回行いましょう。

ポイント

・②時腰が反らないよう押していきましょう。

以上バランスボールに座るとインナーマッスルを鍛えられるの!?について紹介していきました。

日々の積み重ねが、体型の変化や体の不調予防になるので,

一緒に頑張っていきましょう。

ご覧いただきありがとうございました。

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